洪水講座「詩の筏」#01 〜春一番深呼吸〜


講師に詩人の川口晴美さんと渡邊十絲子さんを迎え、洪水企画はじめての詩の研究会〈詩の筏〉を開きます。川口さんと渡邊さんは去年『ことばを深呼吸』(東京書籍)を共著で刊行しましたが、この本は詩という言葉の技芸の可能性を過激に追求、実験した非常に意欲的な試みで、これをもとにしてお二人は実践的な文学創造の講習をいろいろな場所で行っております。そのエッセンスの一端を経験すべく小規模な研究会を企画しました。定員があるため要予約です。ぜひご参加下さい。

日時:
3月6日(土)14時〜17時

会場:
渋谷区神宮前穏田区民会館 会議室2(渋谷区神宮前6-31-5、JR原宿駅から徒歩6分、メトロ明治神宮前駅から2分)

講師: 川口晴美・渡邊十絲子

会費: 1000円

参加資格:どなたでも歓迎(筆記具をかならずご持参ください)

定員:20名

予約申込み:洪水企画(池田)まで

ちらし(PDF)

 

◎洪水企画
電話・ファックス 044-986-6372
メール info@kozui.net

 

 

詩の筏#01開催!

2010年3月6日、洪水企画主催の詩の研究会「詩の筏」の第1回を原宿の隠田区民会館で開催した。

講師は川口晴美、渡邊十絲子の両氏。11名の参加者があり、講師・スタッフを含めて14名の会となった。

題材は、須永紀子氏、故・辻征夫氏の作品をおもに取り上げて、それをいかに構成しなおすか、捉えなおすかという創造的な行為に参加者おのおのが取り組むワークショップ形態。

講師お二人の、現れた新しいテキストに対する反射神経と受容能力、適切なコメントを発する言語能力、明朗なムードを作り出す空気調整能力がすばらしく、また参加者も詩や言葉の仕事に関して蓄積と見識と情熱のある人たちが集まっていたので会の流れをいい方向に加速させるような積極性が発揮され、新鮮で創造的な時間が生まれたと感じた。