みらいらん10

みらいらん 10号

2022・7・15刊 A5判並製176頁 定価本体1000円+税


 

特集 西脇順三郎 世界文学としての詩

◆対談
吉増剛造+城戸朱理「西脇順三郎をふたたび考える」

◆往復書簡
野村喜和夫+杉本 徹「ポエジーのはじめに散歩ありき」
城戸朱理+遠藤朋之「世界文学の視点から西脇順三郎を考える」

◆エッセイ・詩 
石田瑞穂「永遠のかけら」
岩崎美弥子「《超現実》か《それ以外》かの構図」
山内功一郎「「三時のおどろき」との出会い」
山崎修平「批評としての翻訳」
田野倉康一「西脇順三郎の絵画について」
ヤリタミサコ「西脇流のグロテスクと非情」
神泉 薫「脳髄に咲く「永遠」」
菊井崇史「「柔軟心」をかよう人」
カニエ・ナハ「《茄子の詩人》西脇、オーベルジンの詩学」
広瀬大志「大いなる宝石の眠りへ」

◆特集おぼえがき(池田康)

 

詩作品

巻頭詩

小池昌代/愛敬浩一/岡本勝人/原 利代子/岡田ユアン/萩野なつみ

短歌

前川斎子

連載詩

渡辺玄英 「星の(案山子」

伊武トーマ 「反時代的ラブソング」10

嶋岡晨 「深夜の詩・夜明けの歌」

連載掌編

海埜今日子 「うつし世もゆめも」10

 

散文

Hidden Treasure 現代詩 埋もれた名篇を探る

林浩平 『告、または幼ない者のために見つめる閾』(吉野令子)

言葉と音の間に

Eugene Takahashi(Ayuo) 言葉と音の間に  「ジェネシスのピーター・ガブリエルが与えた影響」

批評散文

江田浩司 「私の読んだ詩集のお話。X」
平川綾真智 「「シュルレアリスム」と音楽の邂逅」10
玉城入野 「散文のふるさと ―島尾敏雄における福島/東北」3
池田康 「深海を釣る」

書評

秋元千惠子作品集『生かされて 風花』(評・佐保田芳訓)
愛敬浩一著『遠丸立もまた夢をみる』(評・中村不二夫)

えとせとら雑記林

俳句 柴田千晶
短歌 野樹かずみ
音楽 伊藤祐二「ユージ 斧に気をつけろ」
美術 柏木麻里
映画 望月苑巳「望月苑巳のシネマで一服」
小説 岡本勝人
テレビドラマ
 愛敬浩一

火竹破竹 船越素子/生野毅/北爪満喜/平井達也/池田康

 


 

【注】

・「poemuseum」は最近の詩集や同人誌から珠玉、秀作、佳品を転載するコーナー。

・表紙のオブジェ画像は、國峰照子作「歩行」

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