みらいらん12

みらいらん 12号

2023・7・15刊 A5判並製160頁 定価本体1000円+税


 

特集 映画は夢に溶ける

◆座談会
望月苑巳+愛敬浩一+玉城入野「映画と名乗る夢は暗闇でうたう」

◆インタビュー
城戸朱理「詩人は映画の沈黙に語りかける」

◆エッセイ/詩 
中本道代 波の下の道
宗近真一郎 恩寵/共苦の暴力に降り注ぐ地上の光
蜂飼 耳 『さらば、わが愛 覇王別姫』について
柴田千晶 ガスタンクと瘡蓋のマリア
広瀬大志 映画『ゾンビ』のもたらしたトラウマとエートス
伊武トーマ ノスタルジア
たなかあきみつ 《飢餓海峡》の遠い記憶
高橋 馨 動かない鏡
菊井崇史 護られた涙
二条千河 絵日記の中の名画劇場

◆新作レビュー
八覚正大 映画『渇水』を観て

◆アンケート
小沢美智恵/新実徳英/池辺晋一郎/有働 薫/小島きみ子/杉本 徹/大田美和/野村喜和夫/浜江順子/江田浩司/嶋岡 晨

◆連載掌編
海埜今日子 うつし世もゆめも

◆特集おぼえがき(池田 康)

 

 

詩作品

巻頭詩

吉田博哉/中原道夫/大仗真昼/酒見直子

俳句・短歌

山西雅子/長瀬和美

連載詩

野村喜和夫 アンチモンな生、遠い生 ──わが元素手帖から(1) …巻頭トップ…

渡辺玄英 「星座は夜空に義足の夢を見ている」(最終回)

伊武トーマ 「反時代的ラブソング」12

嶋岡晨 「深夜の詩・夜明けの歌」

poemuseum

眞神 博/渡辺めぐみ/古賀大助

 

散文

Hidden Treasure 現代詩 埋もれた名篇を探る

林浩平 「宮古」1(飯島耕一)

言葉と音の間に

Eugene Takahashi(Ayuo) 言葉と音の間に  「トラウマ」

批評散文

江田浩司 「私の読んだ詩集のお話。XII」
平川綾真智 「「シュルレアリスム」と音楽の邂逅」12
玉城入野 「散文のふるさと ―島尾敏雄における福島/東北」5
池田康 「深海を釣る」

書評

望月苑巳著『スクリーンの万華鏡』(評・八木幹夫)
たなかあきみつ詩集『境目、越境』(評・野田新五)
高橋馨詩集『蔓とイグアナ』(評・田口哲也)
愛敬浩一著『草森紳一「以後」を歩く』(評・宇佐美孝二)

えとせとら雑記林

俳句 柴田千晶
短歌 野樹かずみ
音楽 伊藤祐二「ユージ 斧に気をつけろ」
美術 柏木麻里
映画 望月苑巳「望月苑巳のシネマで一服」
小説 岡本勝人
テレビドラマ
 愛敬浩一

火竹破竹 船越素子/生野毅/北爪満喜/平井達也/池田康

 


 

【注】

・「poemuseum」は最近の詩集や同人誌から珠玉、秀作、佳品を転載するコーナー。

・表紙のオブジェ画像は、國峰照子作「断奏」「4分33秒」

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