みらいらん 14号

2024・7・15刊 A5判並製160頁 定価本体1000円+税


 

特集 詩と俳句を貫くもの ──高岡修を中心に

 

◆座談会  世界の中枢を言葉の針で刺す 

高岡修+藤沢周+城戸朱理

◆エッセイ

富岡幸一郎  詩を斬首せよ ――高岡修とは何者か

堀田季何  現代俳句は現代詩である 

石田瑞穂  生成流転するポエジー 

渡辺めぐみ  高岡修詩集『微笑販売機』を読んで ――虚無に抗う 

松尾真由美  南の風土·詩の情景 

平川綾真智  高岡修という贈与 

うるし山千尋  高岡修の「眼」―詩集『微笑販売機』を読む 

八木寧子  春まだ浅き 二〇二四年三月十七日ドキュメント 

柴田千晶  二つの海

◆特集おぼえがき(池田康)

 

 

詩作品

巻頭詩

蜂飼 耳/田中庸介/八重樫克羅/北條裕子/青木由弥子/肌勢とみ子

連載詩

野村喜和夫 テルル、うららか ──わが元素手帖から(3)

渡辺めぐみ 「空の下」(第2回)

伊武トーマ 「反時代的ラブソング」14

連載掌編

海埜今日子 うつし世もゆめも14

poemuseum

川中子義勝/野木京子/高田太郎

 

散文

Hidden Treasure 現代詩 埋もれた名篇を探る

林浩平  「OPUS」58(朝吹亮二)

言葉と音の間に

Eugene Takahashi(Ayuo) 言葉と音の間に  「文化的誤解の隠喩としての異星人の地球侵略」ー中国のSF小説『三体』ととそのアメリカ版と中国版のドラマ化

批評散文

江田浩司 「私の読んだ詩集のお話。XIV」
平川綾真智 「「シュルレアリスム」と音楽の邂逅」14
玉城入野 「散文のふるさと ―島尾敏雄における福島/東北」7
池田康 「深海を釣る」

書評

野村喜和夫対談集『ディアロゴスの12の楕円』(評・松尾真由美)

『玉井國太郎詩集』(評・和合亮一)

愛敬浩一著『荒川洋治と石毛拓郎』(評・宇佐美孝二)

えとせとら雑記林

俳句 柴田千晶
短歌 野樹かずみ
音楽 伊藤祐二「ユージ 斧に気をつけろ」
美術 柏木麻里
映画 望月苑巳「望月苑巳のシネマで一服」
小説 岡本勝人
テレビドラマ
 愛敬浩一

火竹破竹 船越素子/生野毅/北爪満喜/平井達也/池田康

 


 

【注】

・「poemuseum」は最近の詩集や同人誌から珠玉、秀作、佳品を転載するコーナー。

・表紙のオブジェ画像は、國峰照子作「出口なし」&「虚ろ」

・扉の絵は、高橋馨「オランピア」 

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